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不登校生への対応について

不登校生への対応について

いくつか例を出しますので、それがストレスになっているのか、リラックスになっているのか、考えてみてください。

 

「失敗させない」

これはストレスでしょうか?それともリラックスでしょうか?失敗させないように育てるというのは、親として当然の気持ちなのですが、失敗させないように失敗させないようにというのはものすごいストレスです。

 

「走っていいよ」と言いながらも転べない、転ぶことを許さない、転ばせないように転ばせないようにというアドバイスや接し方、しつけや子育ては転ぶことができません。転ぶことができないということは走ることもできないです。

ただ場面にもよります。今は学校に行っていなくてお子さんが心に傷を負っている状態というのが大前提です。ケガをしている大前提なので、失敗させないようにというのはストレスになると思ってください。

 

「何かを決めさせる」

これは多いです。「自分で決めなさい」「どっちにするか自分で決めなさい」「どれにしたいか決めなさい」「どうしたいか自分で言いなさい」など。これも親としては当然です。本人の意思を尊重したいので決めさせているわけです。本人にある面で自主性をつけさせてあげたいので、自分で決めなさいと言ってあげるしつけ、子育ては全然悪いことではないです。

 

全然悪いことではないですし、むしろ良いことなのですが、お子さんがケガをしている状態という前提を忘れないでください。ストレスやプレッシャー、嫌なことがまだまだある状態で自分で決めなさいはこれはストレスです。

 

失敗させないと連動してますが、「失敗はできない、でも自分で決めろ」と言われる、これだと決められないです。決めて失敗したら困ります。「失敗させないように、でも自分で決めなさい」こうなってくるとストレスです。

 

ストレスを減らしてあげることが対応への第一歩だと思ってください。対応の第一歩としてストレスを減らしてあげようとしているのですが、「自分で考えて、自分で決めなさい」と言った瞬間、ストレスを与えてしまいます。

 

「こだわる」

これはストレスです。例えば一貫校の中学生や高校生で、「せっかく受験して入ったのだから」「あんなに行きたかった学校なのだから」というこだわりがストレスになることがあります。

 

親がこだわるとお子さんもこだわります。もう少し言うとお母さんに悪いと思うのです。母のこだわり・父のこだわりというのは、お母さんお父さんがこんなにこだわっていることを、「僕のせいで台無しにしてはいけない」「私のせいで諦めさせちゃいけない」となります。

 

復学し始めの頃もそうです。「3日行けたのだから4日行けるでしょう」「せっかく3日言ったのだからもういけるでしょう」など、そういう変なこだわりはやはりストレスになると思って下さい。

 

「あれしなさい、これしなさい、」と指示をするのもストレスになると思って下さい。これはもう不登校ではなくてもストレスになります。また、親の価値観、皆さんの価値観で物事を決めるこストレスになると思ってください。これも不登校に限らずです。

 

こういうことばかり上げていると「やってしまっていた…」と落ち込むかもしれませんが、あまり落ち込む必要はないです。ただストレスだということを知っておいてください。

 

ストレスということなので、逆をしてあげてください。

 

「転んでもいい」

失敗させないように失敗させないようにではなく、失敗を許す姿勢を持ってほしいです。失敗を許す姿勢を子どもに分からせてほしい、伝えてほしいです。転んでもいいんだよ、転んだ時には温かく包み込んであげるというイメージです。「また転んだの?なんで?」「自分で立ちなさい」ではないです。

 

「転んでもいいじゃない」「転んだときは私がいる」くらいのほうがリラックスできますし、皮肉なことですが、結果的に失敗しづらいです。もう無理して学校へ行かなくていいよと言うと行くのと一緒です。

 

「どちらでもいい」

決めさせる時も「どちらでもいいよ」というスタンスは持った上で接してあげてください。特に学年が上がってくると、自分で決める場面は嫌でも出てくるので、何が何でも全て親が決めるとういうことではないです。ただ、「どちらでもいいんだよ」ということは添えてあげてほしいです。

 

「あなたの人生なのだからあなたが決めなさい」これで終わらないでほしいです。「あなたが良い方でいいんだけれども、私はどちらでもいいんだよ」ということであったり、「もし決められなかったら遠慮なく言ってね」など、何かしらそういうスタンスを添えてほしいと思います。そういう一言で一気にリラックスできると思います。

 

「一旦諦める」

こだわらないはそのままです。こだわらないことを言い方を変え分かりやすいようで語弊があるのですが、「諦める」というのはすごく大事なことだと思っています。語弊がありますが、お子さんを諦めろという話ではないです。ご自身が何かこだわってるものがあったとしたら、そこは一旦諦めてくださいということです。

 

うちの子は小さい時にとても足が速かった、スポーツ万能だった。なので「なんとか元気になって、学校に行って、もう一度運動場で走り回って、将来はプロサッカー選手になってほしい」それは親のこだわりです。

 

本人が思っているのならいいのですが、過去の彼らの姿にこだわるのは一旦諦めてください。それは昔のことだった、一旦諦める、そうすると本人が一旦楽になります。一旦楽になって、回復してそれから考えればいいです。

 

自分がもう一度運動を頑張るのか、あるいは運動はもう飽きてきたので勉強頑張るのか、あるいは何か面白いことを見つけるのか、これは回復してからの話です。

 

お母さんお父さんは、小さい頃から本人たちを見てるので、こういう子だというイメージがすごく強いと思うのですが、ある面で諦めるということが必要です。当然子育てを諦めろというわけではないですし、本人の将来を諦めろという話では全くないです。こだわりがもしあった場合に、そこの部分だけ一旦置いてあげることで、本人がリラックスできるという話です。

 

また、本人がそれが得意だったがために苦しんでいる場合もあります。実は、別にそんなことをやりたくなかったけれど、なまじクラスで目立つ存在で話が面白く、生徒会長をやってしまったので、自分が復活する時にはそういう姿で復活しなければいけない。そういうことが、こだわりになってしまっていることもあります。

 

「意見を聞いてあげる」

あとは意見を聞いてあげること、特に本人の価値観を聴いてあげる機会にしてあげるといいです。不登校という機会をきっかけに、「子どもが何を考えてるんだろう?」など子どもの意見を聞いてみるといいです。意見を聞いてみて言わなきゃ言わないでいいんです。意見がなければないでいいんです。

 

意見を聞いてみようという保護者の方の姿に本人たちはリラックスするはずです。反抗期の子は逆のことはありますけれど、「うるせえ馬鹿!」と言いながら、ちょっと聞く耳を持ってくれる親というのは誰でも嬉しいです。

 

「今頃遅い!」と怒るかもしれないですし、それが本音かもしれないですが、子供に意見を聞く、あるいは彼らの価値観を聞いてみるという作業はすごく大事だと思っています。

 

早ければ小学生の高学年くらいから本人の価値観というのはありますので、しっかり聞いてあげることが大事です。内容は正直どうでもいいです。聞くということで、本人をリラックスさせてあげるのが目的だと思ってください。

 

本人たちが学校を休んでいる時、心の中にはいろんな感情が日によって時間によって回っています。安心や喜び、信頼や希望、不安や恐れ、緊張や迷い、いろいろなことが日によって、あれが出たり、これが出たり、入り混じったりしています。なのでリラックスを与えてあげてほしいです、ストレスをちょっとずつ減らしてあげてほしいです。

 

元気になったら、別にストレスやプレッシャーはかかっても良いと思っています。ただ今は心をケガしている状態です。足の骨が折れ、ヒビが入ってて、治りかけの状態です。なのでやはりリラックスを与えてあげてほしいと思います。

 

ひとつでもストレスを減らして、ひとつでもリラックスを増やす。それによって親子共々回復していくと思っています。というより間違いないと思っています。

 

どんなに立派な対応や、専門的な対応をしていても、どんなにプロのカウンセラーがついていても、ストレスが減らない、リラックスができない、この環境だとお子さんははっきり言って回復しないです。

 

一時的に回復したように見える子はいます。無理やり学校に行くがそのパターンです。一時的に回復したように見えますが、ほぼ間違いなく後でもう一度苦しんでしまいます。

 

なのでやはり、ストレスを減らしてあげよう、リラックスを増やしてあげよう、今はそういう機会だととらえてあげてください。元気になって、スポーツをするようになったり、仕事をするようになった時には、プレッシャーや緊張感、そういうものはすごく大事になってきます。それは必ず当たる壁なので必要なことです。

 

ただ今はそこで頑張るために回復させてあげてほしい。そこだけは忘れないように接していただければと思っています。

 

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