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【東京都版】不登校のための高校受験ガイド|フリー入試・チャレンジスクール・通信制

【東京都版】不登校のための高校受験ガイド

対象年度:令和7年度(2025年度) / 最終更新日:2025年10月15日

現在、不登校の中学生の方やその保護者の方の中には、

困っている母親のアイコン
このまま中学校に行かないと高校に進学できないかも…?
困っている父親のアイコン
高校から“やり直したい”気持ちはあるのに、内申点が心配だ…。

と不安になっている方も多いのではないでしょうか。

東京都の高校入試制度では、公立・私立ともに学校の出席日数や成績が書かれた「調査書」が必要な場合が多いため、そのような不安を感じる方もいらっしゃると思います。

しかし、大前提として不登校の期間があっても、今学校に行けていなくても高校進学は「可能」です。

安心した母親のアイコン
よかった…制度の配慮があるなら、うちの子も前に進めるかも。

東京都では、不登校や長期欠席の生徒のための配慮がなされている入試制度や、通いやすい通信制・定時制高校が整っています。

この記事では、不登校が不利にならない入試制度を解説したうえで、不登校の子におすすめの進学先を紹介していきます。

【不登校でも不利になりにくい入試制度】
①<公立>自己申告書提出制度
②<公立>成績未記入教科の配慮制度
③<公立>チャレンジスクール
④<私立>併願優遇を利用しない入試(フリー入試)
【不登校でも通いやすい高校】
⑤ 公立の通信制・定時制高校
⑥ 私立の通信制・定時制高校

不登校でも不利になりにくい入試制度

① <公立>自己申告書提出制度

欠席理由などを説明できる

「自己申告書」とは、不登校の理由や背景を受験校に伝えるための文書で、「内申点の評価」に配慮してもらえる制度です。

困っている父親のアイコン
どこまで書けば良い?欠席の事情って、どう伝えるのが適切かな。

高校側が調査書の評価を配慮してくれる可能性があります。

提出の可否や扱いは高校によって異なるため、出願前に学校説明会等で事前に相談しておくことが重要です。

(出典:東京都教育委員会|令和7年度 都立高等学校入学者選抜

② <公立>成績未記入教科の配慮制度

出席日数が足りない、定期テストを受けていない等の理由がある場合に、成績が配慮してもらえる制度です。

著しく不足している教科がある場合、斜線(/)で処理され、内申点に影響しないよう配慮されます。

つまり、不登校などで成績がつかない場合でも不利にならない制度です。

(出典:東京都教育委員会|入学者選抜に関する情報

③ <公立>チャレンジスクール

東京都立のチャレンジスクールでは、不登校・長期欠席の生徒が受験しやすいよう、面接・作文などを重視した入試を行っています。

(出典:東京都教育委員会|チャレンジスクール

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面接や作文が大事なら、準備のポイントを早めに知っておきたいです。

チャレンジスクールについては以下の記事でも詳しく紹介しています。

関連記事
不登校でも高校進学できる!東京都のチャレンジスクールという進学の道
不登校でも高校進学できる!東京都のチャレンジスクールという進学の道
https://reo.co.jp/parent/juken-highschool-tokyo01/

④ <私立>内申書(成績)を重視しない入試制度(フリー入試)

東京都の私立高校では、「併願優遇を利用しない入試(フリー入試)」を実施している学校があります。
この方式では、学校の成績(内申点)をほとんど考慮せず、当日の学力試験や面接の結果で合否を決定します。

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名称が学校ごとに違うって聞くけど、どう見分ければいい?

「一般入試(フリー)」「オープン入試」など名称は学校によって異なります。
共通しているのは、内申点に不安があっても挑戦できる入試方式であるという点です。

※ 名称の意味合い(例:単願入試等)は学校により異なります。
必ず募集要項の「選抜方法」「調査書の扱い(参考/不問)」をご確認ください。

(出典:東京私学ドットコム|私立高校入試の基礎知識

★フリー入試(併願優遇を利用しない入試)はこんな人におすすめ★
・不登校の期間があっても、勉強の意欲がある
・内申点には不安があるが、模試や過去問では一定の得点が取れる
・自分の努力を入試でしっかり評価してほしい

フリー入試を実施している高校の探し方

学校ごとに名称や制度の細部は異なります。以下のリンクを使って自分で条件に合う高校を調べてみましょう。

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まずは何から始めたらよいでしょうか?探し方や探すときのポイントが分かりません

🔍 フリー入試の高校を探すときのチェックポイント

  • 自宅から通いやすい場所にあるか(片道1時間くらいまでが目安)
  • 「併願優遇を利用しない」「内申点を参考にしない」と記載がある
  • 「調査書不問」「成績は参考扱い」などの文言がある
  • 「学力試験重視」「オープン入試」「一般(フリー)」など名称に注目
  • 説明会で「不登校でも挑戦できる入試制度はありますか?」と確認する
安心した男の子のアイコン
僕にもチャレンジできる受験の形がありそう。

よくある質問(Q&A)

Q. 「フリー入試」は本当に内申を見ませんか?
A. 名称や基準は学校によって異なります。調査書は提出必須でも「参考扱い」の場合があります。必ず募集要項の「選抜方法」「調査書の扱い」を確認しましょう。
Q. 不登校期間が長くても受験できますか?
A. 可能です。都立では自己申告書や調査書の配慮、私立では学力重視型など、事情を踏まえた制度が整っています。
Q. どのくらいの通学時間が目安?
A. 片道1時間程度までを目安に。継続しやすさを最優先にしましょう。

不登校でも通いやすい高校

① 公立の通信制・定時制高校

東京都には、通学が難しい生徒のための通信制や定時制高校が複数あります。
通学は週に数日だけ、または自宅学習中心で、自分のペースで学べます。

② 私立の通信制・定時制高校

私立にも、通学回数を抑えたりオンライン授業を活用したりできる通信制高校があります。
学習センターが都内に複数あり、通いやすい学校も多いです。

✅ 鹿島朝日高等学校(通信制)
通学・オンライン・自宅学習など、自由なスタイルで学べる全国規模の通信制高校。
サポート校も併設され、学習フォロー体制が充実。
学校公式サイトを見る
✅ ルネサンス高等学校(通信制)
スマホやパソコンで学べる完全オンライン対応。
人と会うのが不安な時期でも、無理なく自宅で高校生活をスタートできます。
学校公式サイトを見る

おわりに

不登校の経験があっても、お子さんに合った高校や進学方法は必ず見つかります。
東京都は多様な選択肢や配慮制度が整い、「高校での再スタート」がしやすい環境です。
焦らずに、お子さんのペースに合わせて進路を考えていきましょう。

安心した母親のアイコン
探し方が分かったので、親子で前向きに準備を進められそうです。

ご家庭では高校を決めるのが難しい、探してみたけれどもよく分からない、という方のために
REO高等部では、高校探しから高校進学後の学習、卒業後の進路まで総合的なサポートを行っております。
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参考・出典(一次情報)

※ 各制度・募集要項は年度で変更になる場合があります。最新情報は必ず公式サイト・学校説明会でご確認ください。

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