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令和8年度から「情報」が必修に|高卒認定試験の変更点と不登校生への影響をわかりやすく解説

令和8年度から「情報」が必修に|高卒認定試験の変更点と不登校生への影響をわかりやすく解説

2026年度から高卒認定試験で必修化される『情報』科目を学ぶ高校生のイメージ

文部科学省は、令和8年度(2026年度)から高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験)において新科目「情報」を必修化すると発表しました。これは、すでに高等学校で必修となっている「情報Ⅰ」を踏まえた変更です。

高卒認定試験とは?

高卒認定試験は、高校を卒業していない方が大学・短大・専門学校の受験資格を得るための国家試験です。不登校経験がある生徒さんにとっても、将来の進路を広げる大切な制度です。<br>文部科学省によると、高卒認定試験は「高等学校を卒業していない者に、高等学校卒業と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験」です(出典:文部科学省公式サイト)。

高卒認定試験について、もっと知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

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「情報」が必修化される背景

現代社会では、パソコンやスマートフォンを使った情報活用力が不可欠です。そのため、高校教育でも「情報Ⅰ」が必修となり、データ活用、プログラミング、ネットリテラシーといった基礎的な力を学ぶようになっています。
さらに、令和7年度(2025年度)大学入学共通テストから「情報」が新たに加わります。多くの国公立大学で受験が必要となるため、高卒認定試験もこの流れに合わせて科目が改定されます。

試験内容の概要

文部科学省が公表した資料によると、試験科目「情報」では以下のような内容が想定されています。
(出典:令和6年6月26日付「高等学校卒業程度認定試験 試験科目の見直し」

  • 情報社会における課題(情報モラル、セキュリティなど)
  • コミュニケーションと情報デザイン
  • コンピュータとプログラミングの基礎
  • データの活用(表計算、データ分析の基本)

高校「情報Ⅰ」の内容に準拠した出題範囲となり、初めて学ぶ方でも基礎から対応できる設計とされています。

不登校生・保護者が知っておきたいポイント

🗓 試験年度によって「情報」科目の扱いが変わります

  • 令和7年度(2025年度)中に全科目に合格できれば、「情報」は受験不要
  • 令和8年度(2026年度)以降に科目合格を持ち越す場合、「情報」の受験が必須

すでに一部の科目に合格している方でも、未合格の科目が残る状態で令和8年度以降に受験を続ける場合は「情報」が追加で必要になります。

令和8年度からの「情報」科目は難しい?

初めて「情報」を学ぶ方にとっても、内容は高度なプログラミング知識を求めるものではありません。

 

文部科学省の資料でも、「基礎的な概念や日常生活での情報活用」を中心に出題されることが明示されています。

  • 数式やアルゴリズムの理解よりも「考え方」重視
  • 中学レベルの数学が理解できていなくても十分対応可能
  • スマホ・PCを日常的に使っている生徒ほどイメージしやすい内容

つまり、中学で不登校期間があり授業を受けていなくても、基礎から学べば十分に合格可能です。

高卒認定試験の公式ページにサンプル問題が公開されています。まずは実物に触れて出題イメージを掴みましょう。
文部科学省:高卒認定試験「情報」サンプル問題

どうやって勉強したらよい?

「情報」は独学でも対策しやすい科目です。教材・動画・教科書などを組み合わせて、自分に合ったペースで進めていきましょう。

  1. 市販教材を使用する
    高卒認定試験は「情報Ⅰ」の範囲から出題されます。難易度は大学入学共通テストよりも易しいため、「高校の定期テストレベル」を目安に選ぶと取り組みやすいです。
    初学者向けには次のようなイラストや図解入りの読んで理解できるタイプもあります。 

    「学校で習っていなくても読んで理解できる 藤原進之介のゼロから始める情報I」
    「高校の情報Iが1冊でしっかりわかる本」

  2. 高卒認定試験に特化した教材を使う
    高卒認定試験対策に特化したワークブックが発売されており、情報にも対応しています。一冊で理解から問題演習まで回すことができます。科目ごとに分かれており、受験に必要な科目だけ購入可能です。
    高卒認定試験ワークブック
  3. 動画を使って勉強する
    本を読むのが苦手でも、動画教材で「まずは理解から」進めることができます。動画教材にはYouTubeやNHK高校講座などがあります。文科省のホームページでも、学習に活用できる動画コンテンツが紹介されています。
    文部科学省「高等学校情報科 特設ページ」:授業・研修用コンテンツ 

    NHK高校講座の番組は、放送やインターネット配信を通して視聴できる回もあります。視聴方法や利用条件は、NHKの公式サイトで最新情報をご確認ください。
    NHK高校講座 情報Ⅰ

教科書を購入したい場合

学校に通っていなくても、高校用教科書は「教科書取扱書店(教科書供給会社)」で購入できます。一般書店には置いていないことが多いため、最寄りの取扱店を確認しましょう。
参考:全国教科書供給協会「教科書のご購入(販売)について」

まとめ

令和8年度からの「情報」必修化は、不登校経験のある生徒さんにとっても新しい可能性を広げる機会です。難易度は決して高くなく、今から少しずつ基礎を身につけることで十分対応できます。
受験年度を意識しながら、安心して準備を進めていきましょう。

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