高卒認定試験では、英語は必須科目となっていますが、特に英語は苦手だと感じる方も多いのではないでしょうか?
特に不登校生は学習から遠ざかっている方も多く、文法を何も覚えていない、英単語を覚えるのが苦手という方も多くいらっしゃいます。
高卒認定試験の英語は、読解が中心となっています。
英単語のスペルを覚えたり、文法を理解するのが苦手でも合格を目指すことは十分可能です。
実際にREOでは中学英語の復習から始めて、高卒認定試験の英語に合格した方も沢山いらっしゃいます。
本記事では、高卒認定試験の英語について、出題範囲や学習のポイントについて詳しく解説していきます。
1. 試験の概要と出題範囲
高卒認定試験の英語の出題範囲は、高校の「英語コミュニケーションⅠ」の範囲とされています。
難易度は、中学英語~高校1年生レベルとなっており、高校入試や大学共通テストよりも易しめとなっています。
目安として半分以上点数を取れれば、合格が見込めるので苦手なジャンルの問題があっても十分に合格を目指すことができます。
参考:文部科学省HP 高等学校卒業程度認定試験における試験科目、合格要件、出題範囲の変更等について(令和6年1月31日更新)
試験概要 | |
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試験日時 | 第1回 :8月7日(木) 第2回:11月8日(土) |
問題数 | 30問程度 |
問題形式 | マークシート方式(記述問題はなし) |
合格点の目安 | 40点程度 |
出題範囲(令和5年度出題範囲) | 配点 |
発音に関する問題(文章中で強く発音される単語を答えるという内容) | 12点 |
対話文における穴埋め問題、メッセージの趣旨をくみとる問題 | 32点 |
並び替え問題 | 12点 |
文法、単語問題 | 12点 |
長文問題(提示されるデータの読み取り型と物語文の2題) | 32点 |
2. おすすめの勉強方法
・過去問を活用する
文部科学省のHPで、直近5年分(10回分)の過去問と解答が公開されています。
似たような問題が出題されることが多いので、過去問をしっかり解くことで合格の可能性を高めることができます。
高等学校卒業程度認定試験問題(高卒認定試験) 解答・過去問題
・英単語帳や英単語アプリを活用する
・問題集やワークを活用する
HPの過去問には解説が載っていないので、必要な方は本屋さんなどで売っている過去問題集を購入して活用するとよいでしょう。
また、過去問題が難しいと感じる方は、基本事項をまとめたワークから始めるのがおすすめです。
高卒認定試験・過去問題集
高卒認定試験対策ワークブック
3.高卒認定試験 英語の試験免除要件
高卒認定試験では英語の受験は必須となっていますが、英語の受験が免除できる場合があります。
下記要件に該当する方は、英語の試験を受けずに高卒認定資格を目指すことができます。
受験申し込みの前に自分が該当していないか確認してみましょう。
・高校で「英語コミュニケーションⅠ」の単位を取得している
・実用英語技能検定準2級、2級、準1級、1級のいずれかを取得している
・その他英語の資格を取得している
4. まとめ
人によって必要な勉強は異なり、その人に合った学習スタイルも異なります。
REOでは高卒認定試験対策について、自分に合った教材選びや勉強法までしっかりサポートします。
気になる方は下記LINEよりお気軽にご相談ください。