不登校生の保護者むけ企画「おやまなび」 第1回は無事に終了
ここ数年、保護者が持つ情報量の多さを感じています。
こんな時はこうすればいいとか、こうしてはダメだとか、
あるいは、こんな学校があるとか、こんな仕組みができたとか。
あらゆるものはスマホを開けば手に入る時代ですので、
「不登校」の分野においても、保護者が多くの情報を得ることは当然でしょう。
しかし、情報量のわりに、
お悩み自体は減っていないような印象もあります。
よく知っているんだけど、結局は悩みが深いままだったり。
懐中電灯をいっぱい持っているのに、
電池がないのか、使い方がわからないのか、結局は暗いトンネルにいるままだったり。
「インプット」しすぎなんですよね。
これはもう数年前から感じていることです。
講演、セミナー、書籍にブログ、SNSや動画にいたるまで
とにかくインプットする機会もネタもあふれています。
「インプット」が決してわるいわけではなく、
「アウトプット」も必要、むしろこちらの方が大事なケースは多いです。
「アウトプット」というと、
カウンセリングや懇親会などで「話すこと」が挙げられます。
それはそれで大事なのですが、
ただ話す、思うままに話す、ということ以外に
「『インプット』で使わない頭を使う『アウトプット』」の必要性を感じていました。
とにかく「インプット」ばかりで思考や言動に偏りが出てしまうと
「こんなに頑張ってインプットしているのにうまくいかない」となりかねません。
それは「インプットしているのに」ではなく、
もしかしたら「インプットしすぎているから」の可能性もあるわけです。
となると、
やはり「インプット」では使わない頭の部分を使っての「アウトプット」は必要。
懐中電灯は、持っているだけでなく目の前を照らせるようにしなければ価値が生まれません。
頭を使って「アウトプット」となると
カウンセリングや懇親会はちょっと違う。
なにかいい形はないものか。
と、考えてみたのが
今回の企画「おやまなび」になるわけです。
長すぎる前置きでしたが、
そんなボクの頭の中の背景だけでも書いておこうと思いまして。
※「おやまなび」ご案内記事は→こちら☆
その企画、
本日が第1回でしたが、無事に終わりました。
参加された方は、ありがとうございました。
本日は「土曜の部 第1回」でして、来週は「金曜の部 第1回」を行います。
インプットばかりではなく、ちょっと違う頭を使ったアウトプット。
要は読書会のようなものですね。内容は「不登校」ですが。
第2回からでも第3回からでも
途中参加できる形になっていくと思いますので、
ご興味のある方はご検討下さい。
冒頭の写真だけでは雰囲気は伝わりづらいかと思いますし、
なんだか前置きばかりが長くなったのですが、
ひとまず無事に終わりましたという、ご報告でした。
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