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今日から始める不登校5か条

「学校に行けないなら行かなくていいよ」この一言が言えたら子どもは変わります。以前は予備校や塾しか選択肢がなかったのが、現在では文科省も認めたホームスクールやフリースクール、通信講座など学びの場がニーズにあわせ増えてきました。選択肢の幅の広さで開眼させ、あなたの子どもは人より抜きん出た才能の持ち主として開花する可能性があります。本記事は、REO代表 阿部伸一の著書『「不登校」は天才の卵』より抜粋。まず心の持ちようを変えるきっかけになればと願っています。

 

 

今日から始める不登校5か条

 

不登校でも才能を開かせることはできるし、大学にも行ける、ゆくゆくは仕事をして自立できる。だから無理をして学校に行かなくてもいい――と、言ってもいま現在、子どもの不登校に悩んでいる人はそんなに悠長なことは言っていられないかもしれません。

 

「キレイごとはいいから、とにかくウチの子をどうにかしたい」と思う人もいるでしょう。では、まず、今日からこの5か条を守ってください。言わば不登校の応急処置です。これだけで親子ともにストレスが減り、家族関係もいまより改善するはずです。

 

  • 子どもの気持ちがわかるなんて思わない、言わないこと

子どもはあなたとは別の人格を持っています。「親だから分かる」なんていう傲慢な考えは捨ててください。ちなみにボクは「キミの気持ちはわかる」と言うことはありませんし、思ってもいません。

 

実際、よく話さない限り気持ちなど全くわからないです。「わかっているつもり」で「決めつけてしまう」ことが最も子どもたちを傷つけやすく、可能性を狭めてしまいます。

 

  • 世間体を脱ぎ捨て、他人と比較しないこと

「○○さんのお宅は子どもの出来がいいのにウチは……」「ご近所になんと言われるか」という世間体は捨て、他人からどう思われてもいいくらいに考えてください。百歩譲って心で思ったとしても、けっして口には出さないように。

 

それは子どもだけでなく、あなた自身も傷つけます。大丈夫、あなたも、あなたの子どもも他人にはない素晴らしいものを持っているのです。

 

  • 子どもが何か話したら3秒黙って

「どうしてウチの子は学校に行かないのだろう」と疑問に思ったら「なぜ行かないの?」と聞いてみてください。ただ、その時は子どもの言葉をすべて受け身で聞いてあげることが大切。子どもの言葉を途中で遮ることがないようにしてください。

 

「じつは先生とソリが合わない……」「なんだそんなこと」なんて口を挟むのは最悪です。何かしゃべりたくなったら、3秒我慢してください。

 

  • 学校のことばかりを話題にしない

顔を合わせれば「学校はどうするの? 今日は学校に行かないの? 学校、学校……」。うっとうしいですよね。これでは少し「行ってみてもいいかな」と思っていたり、親に何か伝えたりしたいと思う気持ちも萎えてしまいます。

 

「学校」の意外の話題や関心をあらためて探してみましょう。天気のことでも、芸能人のことでも、体調でも今夜の夕食のメニューでも、なんでもかまいません。そういう話をして下さい。

 

  • 子どもに関わらない時間を持つ

あなた自身が親としてだけではなく、ひとりの人間として充実した人生を送ってください。特にお母さんはひとりの女性として生きることをおすすめしています。乳幼児は別ですが、思春期にさしかかった子どもにとって、いつも親が自分の心配ばかりしている状況は息が詰まります。

 

また、親にべったりとついていられることがストレスになって不登校の原因になることもあります。パートでも習い事でもランチでも散歩でもかまいません。子どもに関わらない時間を持ってください。

 

お母さんがランチに出かけて、子ども以外の楽しみを見つけた途端に学校に行くようになったケースもあります。

 

 

この5か条は不登校に対する基本とも言えます。家族全員で協力できればベストですが、たとえばお母さんかお父さんのどちらかがしっかり守っていればそれでも大丈夫。家族の中でひとりでも味方になってくれる人がいるとわかれば、それだけで勇気が出るものです。

 

そして、たとえいま学校に行っていなくてもいずれ自分に合った方法で、才能を発揮する力になるはずです。まずはあなたからチャレンジしてください。

 

(本記事は、REO代表 阿部伸一著 『「不登校」は天才の卵』から一部抜粋・改変したものです)

 

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