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ホーム不登校お役立ち情報【保護者様インタビュー】娘だけではなく親も回復できる安心安全の場所でした

子どもの接し方で学習面・進路面で親御さんのお悩みでインタビュー

【保護者様インタビュー】娘だけではなく親も回復できる安心安全の場所でした

中学3年生でREOへご入会後、通信制サポート校「REO高等部」へ進学し、

無事に卒業された生徒さんの保護者さまに直接お話を伺いました。現在は当社でアルバイトも始めてくれています。

不登校になった頃

Q.いつ頃から不登校になりましたか?

中2の秋、10月から不登校になりました。不登校になる前兆はとてもあったけど、見て見ぬふりをしてしまっていました。まず中学に入学して、入部した部活の顧問や先輩が厳しかったんですよね。部活の休みもなく、加えて宿題の量も多かった。そのペースに合わず、1年生の12月ごろに部活は辞められたものの、そこからも頑張り続けてしまい、中2の秋に学校に行けなくなりました。子どもが毎日我慢して学校に行くので、私も「頑張って」と送り出してしまっていました。

 

Q.当時のお悩みやお気持ちを教えてください。

我慢して頑張り続ける姿をずっと見ていたので、「明日から行かない」と言ってくれたときは「やっと言ってくれた」という気持ちでした。一方で、「明日から私は親としてどうしたら良いんだろう」とパニックになりました。当時どうしていたか覚えていないんです。何もできない、ってこういうことなんだなって思いました。本当にかわいそうで、今でも当時のことを思い出すと涙が出てしまいます。

 

Q.当時のお子さまのご様子は?

ほとんど部屋にいて寝てはいましたが、昼夜逆転はしませんでした。させなかったと言う方が正しいかもしれません。部屋にこもることもなかったし、リビングで一緒に食事をとっていたし、お風呂にも入れていましたね。ただ、やっぱりずっと元気はなかったです。今思うと、きちんと生活させすぎていました。昼夜逆転や食事なんてどうでもいいから、好きにさせてあげたら良かった。今振り返るとそう思います。

 

 

REOとの出会い

Q.どのようなきっかけでREOと出会ったのでしょうか?

不登校のことを調べていて、たまたま阿部さんの書籍に出会い、YouTubeも観たりしていたんです。阿部さんの考え方が一番分かりやすくて、腑に落ちました。あと、「横浜にこんなにちゃんと対応してくれる場所があったんだ」と驚きました。不登校になってから1年ほど経った中学3年生の8月くらいに、高校進学について考え始めて、「普通の高校には行けないと思うから、通信制高校に行きたい」と本人も言っていました。色々な学校について調べていたときに、ちょうどREOの公式LINEからのお知らせで、「高校進学セミナー」の情報が飛び込んできたので、対面で参加しました。

ご入学までの経緯、ご入学されてからの様子

Q.ご入学に至った経緯や理由を教えてください。

阿部さんの高校進学セミナーはとても分かりやすかったものの、当時は通信制高校について沢山調べていたし、見学に行く高校も既に決めていたんです。ただ、実際に体験入学に行って、久しぶりに同年代の子を目の当たりにしたらまた元気がなくなってしまったんですよね。「元気になったと私が勝手に思っていただけだったんだ。この子は1対1で、ゆっくり回復していかないと駄目なんだ。」と気付いたとき、ふと阿部さんのセミナーを思い出したんです。それからすぐにREOに連絡して、またセミナーに参加してみてくださいと言っていただいて、そこで色々と資料をいただきました。子どもにも相談したら、「1対1が良い」と言ってくれたので、本人も交えて面談してもらって、考え方ややり方に親子で共感したことが決め手でした。とにかく、目の前にいる子どもの姿と気持ちがすべてだと思いました。それまではしっかり学校に通わせなきゃと思っていたし、体裁にとらわれている自分がいましたから。

 

Q.ご入学当初のご様子やご心配ごとを教えてください。

最初はすごく楽しんでいる様子で、授業が終わってからもずっとREOで過ごしていました。「ここに入ったからもう安心」と思う自分と、「すごく張り切っているな、また飛ばし始めたな」と思う自分がいました。そのまま行ってくれたらと思っていましたが、もう行かないと言い出して、辞めてしまったらどうしようと不安でした。阿部さんからも最初に「山あり谷ありだからね」とは言われていたのに、子どもの調子が良いから忘れてしまっていたんですよね。やっぱり頑張りすぎてまた疲れてしまったようで、「こういうことなんだな」と思いました。そのときはまたパニックになりましたね。授業に出られない期間も声かけはしつつ、数か月経った頃に「オンラインだったら大丈夫かも」と言ってくれました。その後も出られないときが1ヶ月続いたりと、五月雨状態でしたね。

 

Q.ご入学当初、無事に卒業できると思っていましたか?

フィフティーフィフティーだな、とは思っていました。と言うのも、高校に入学して1ヶ月で1年分のレポートを終わらせてしまったんです。目の前にあるものはすべて片づけてゆっくりしたい、と思ったのかもしれません。やっぱり頑張り癖が抜けていなくて、本当の意味でリラックスさせてあげることができていなかったと思います。当時はこの状態で卒業できるのかな、と思っていました。

 

REOやREOのスタッフについて

Q.どうしてREOを続けていただけたのでしょうか?

REOは一言で表すと「安心・安全」だからです。阿部さんがセミナーで「回復すれば必ず動けるようになる」とおっしゃっていたのがとても印象に残っていて、いつでも拠り所にしています。第三者が「必ず」という言葉を使って、そういう風に言ってくれたのは初めてだったんですよね。入学者に対するオリエンテーションで、「うちのやり方に口を一切出さないでください」と言ってくれたこともすごく安心しました。自分で決めていくとなると分からないことだらけで不安ですし、これまで続けてきた中でこの言葉が嘘じゃないんだということが分かりました。

そうは言っても、最初の頃に一度口出ししてしまったことがあるんです。今担当してくれている先生で続けてきて、せっかく子どもの調子が良いのに、他の先生を提案されたことが不安だったんです。当時は腫れ物に触るように子どものことを思ってしまっていたんですよね。でも、REOの中でしっかり子どものことを共有して考えてやってくださっていることなんだと分かって、そこからは一切口出ししなくなりました。

 

Q.REOのスタッフの印象を教えてください。

本当に包み込んでくれますよね。自己肯定感って何かを達成して得られるものじゃなくて、「今のあなたのままで良いんだよ」と認めてもらうこと、って阿部さんがおっしゃっていて、REOのスタッフさんはそれを実践してくださっているように感じます。

 

 

印象に残っていること

Q.お子さまの回復を感じたエピソードを教えてください。

不登校になってから、本当に落ち込んだり浮上したりを繰り返しているんですよね。でも、最初は大きかった波がだんだんと小さくなってきているのを感じます。印象的だったのが、今年の春に「人生どうにでもなるよね」と本人が言っていたんです。そういう考え方ができるようになったんだな、と。

あと、「アルバイトをしてみたい」と言って、自分で履歴書を書いて面接に行くことができたんです。最初は落ちてしまって、落ち込むだろうなと思っていたんですが、「もっと自分に合った働き方ができる場所はないかな」と自分で考えて、私も一緒に探して、働き始めることができました。そこで数か月ほど続けてみて、「ここは向いていない」とまた自分で判断してアルバイトを辞めることもできたんです。「無理しすぎないことを覚えたんだ」と思ったし、親もそれが分かるようになりました。子どもだけじゃなくて親も回復しているのを感じます。

 

Q.印象に残っている出来事などありますか?

REOに入ってしばらく経ってから、子どもが昼夜逆転するようになったんです。昼夜逆転はそのときの状況から自然になるものだと分かっていたはずなのに、自分自身もストレスで眠れなくなったりしていました。そんな中、私も子どもも全然眠れなかった夜に、子どもに怒鳴ってしまったんです。自分で絶対コントロールできると思っていたのに、どうにもならなくなってしまって。でも、それが親子で腹を割って話せるようになるきっかけになったんですよね。次の日に「お母さんのことがすごく嫌い」と言われて、とてもショックだったけど「本当のことをよく言ってくれたな」と思いました。やっとそこから本当の意味で色んなものが取れて、回復していったのかなと思います。

 

 

同じように不登校に悩む方へ

Q.同じような境遇で悩んでいる方へメッセージをお願いします。

REOに入ったことで娘だけじゃなく親も回復できていて、相乗効果がすごいなって思っています。皆さんきっと子どものことが一番大事だから、「この子を元気にしてほしい」と思ってREOに来られると思うんですけど、不思議なことに親も一緒に元気になるオプションがついているイメージです。親が元気になることが最優先と言われても、最初のうちは頭に入ってこないんですよね。でも、そこをゆっくり時間をかけてREOが教えてくれたなって思います。阿部さんやスタッフさんたちが、この考え方の軸をぶらさずにやってくれているから親も安心するんです。こんな場所は他にないと思います。

担当スタッフからのコメント

お預かりした当初は「頑張り屋さん」の印象が強く、それによって無理が生じて今までも苦しかったのだろうと感じたのを覚えています。頑張ろう、頑張ろうと自分にプレッシャーをかけながら全力疾走して息切れしてしまうような状態でした。

一緒に楽しくはかどる日もあれば、何日も会えないときもありました。会えないと心配ではありましたが、休んでくれた方がむしろ安心することもありました。それくらい無理をして頑張ろうとする生徒さんでした。「やらなきゃいけないこと」よりも「今やれること」を優先して丁寧に進めることで、少しずつ自分に合ったペースというものをつかんでくれたと感じています。

2年目3年目と経つに従って少しずつ本音を話してくれたり、気持ちを意思表示してくれるようになった気がします。また表情も大人っぽくなり、学習面や単位のことだけではなく様々な会話ができるようになりました。その頃には「卒業できるだろうか」という心配は少なくなり「自分探し」に興味を持ってくれるようになりました。

様々なハードルがあったものの無事に3年で卒業できたのは、保護者さまのご理解も大きな支えになりました。特に1年目は気が気でなかったかと思いますが、生徒さんを信じてまた私たちを信じて任せていただいたおかげで、徐々に気持ちを回復させながら無事に卒業することができました。

これからはREOでのアルバイトも始めることとなり、他のスタッフも含めて同僚として関わることができるのは嬉しいです。今後も無理なく自分のペースで進んで欲しいと願っています。

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