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不登校になる理由は人それぞれ。現代の不登校事情とは

 

誰にでも不登校になる可能性がある

メディアの取材を受けると、必ずこういう質問を受けます。

「不登校になる子どもはどんな子が多いのですか」ボクはこう答えます。

「傾向は特にありません」

 

おそらく、皆さんは不登校になる原因を特定したいのでしょう。

たとえば、家族が留守がちだったり、シングルマザー、シングルファーザーの家庭だったり、本人が内気であったり、障がいがあったり、ゲーム好きであったり……。

ですが、本当に不登校になる子どもについて特筆すべき傾向はこれといって見当たらないのです。

 

もちろん、親や家庭環境に問題があるケースはあります。

しかし、親に問題はなく、経済的にも豊かで、一般的に見れば幸せな家庭で育っている子も多いです。

シングル家庭の子もいますが、そのこと自体が問題になるようなことも考えられません。

 

本人たちもそうです。

人よりも感性が鋭かったり、大人びた感覚を持っているなどの個性はそれぞれにありますが、「学校に行っていない」という一点を除けば、どこにでもいるごく普通の子です。

 

逆に言えば、誰もが不登校になる可能性があるのです。

不登校になる理由も昔に比べると多様化しています。

また、その数は年々、増えてきています。

 

不登校経験をカミングアウトする有名人も増え、すでに「不登校であること=悪いこと」という意識は薄れ始めているのが現状です。

それでもまだ、不登校はよくない、学校に行かなければ将来が見えなくなると思ってしまうのは、大人たちが昭和的な昔の発想を捨て切れていないためなのではないでしょうか。

 

親世代の「登校拒否」の頃との違い

ボクたち親世代が少年だった昭和の時代は、不登校は「登校拒否」と呼ばれていました。

そしてそのほとんどが不良だったり、心が弱い子だというレッテルを貼られていたものです。

 

不登校になる原因を探ろうとして、なんとか学校に行かせようとするのは、その時代の価値観をいまだにひきずっているためではないかと思われます。

 

けれど、よく思い出してみてください。

登校拒否をしていた不良たちは、授業には出ていないものの、ちょこちょこと学校に顔を出して悪さをしていたものです。

心が弱いというレッテルを貼られた子には「絶対に学校には行かない」という強い意志がありました。

みんなで家に迎えに行き、ひきずられるように登校するなんていうこともあったのではないでしょうか。

 

いまの子はそうではありません。

「行かなくちゃ行けないのはわかっているんだけれど……」

という本人の葛藤があります。

その時点で、いまの不登校とは様子が違っているのです。

 

 

この数十年で時代は大きく変わりました。いまの子どもたちはインターネットを中心とした情報社会に生きています。

ボクたち親世代が子どもの頃は「親や先生の言うことを聞いていればそれでいい」という時代でした。

というのも、情報源はそれしかなかったからです。

 

「子どもは学校に行くものだ、行かなければ将来はない」と親や教師、周囲の大人に言われれば、そういうものかと思って多少、無理をしてでも行っていました。

しかし、いまの子は違います。スマホやパソコンを開けばさまざまな情報が手に入ります。

 

そこには不登校を経験しながらも成功した人の話もたくさん紹介されています。

無理して学校に行かなくても人生に大きな影響はないということを、子どもたちのほうがわかっていたりします。

 

(本記事は、REO代表 阿部伸一著 『「不登校」は天才の卵』から一部抜粋・改変したものです)

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