
REO高等部は、不登校や学校に行きづらい経験のある状態でも、自分に合った学び方と完全個別サポートにより、通信制高校の卒業と、卒業後の相進路談や受験対策も、個別で無理なく進めていくことができる通信制サポート校です。
生徒は連携する通信制高校に在籍し、高校の単位修得と卒業を目指します。そのうえで、REOが学習、レポート、進路相談、気持ちの回復、保護者様への報告などを、生徒ごと・ご家庭ごとにサポートします。
「通信制高校へ進学して元気になれるのだろうか」「中学で全く勉強していないが大丈夫なのか」「このままの状態で卒業ができるのだろうか」と不安な保護者様に向けて、REO高等部の役割を具体的にご説明します。
この記事で整理できること
- REO高等部と通信制高校の関係
- 通学・訪問・オンラインから考えられる学び方
- 高校卒業までに行う学習・レポート・進路の整理
- REO高等部が合いやすいご家庭と、必要性が低いご家庭
- 中3サポートプランとの違い
REO高等部は「通信制高校+完全個別サポート」という考え方です
通信制高校は、レポート、スクーリング、試験などを通して単位を修得する高校です。卒業資格は在籍する通信制高校から出ます。
REO高等部は、その高校学習が「自分ひとりでは難しい」「ご家庭の中だけでは難しい」といった状態の生徒について、ひとりひとりの状態や目標に合わせた関わり方や進め方、学習内容を考えながらサポートします。
通学・訪問・オンラインから、今できる形を考える
高校生活を「毎日同じ場所へ通うこと」だけで考えると、入学時点で負担が大きくなるお子さんもいます。REO高等部では、通学、訪問、オンラインなどの形から、その時の状態に合う関わり方を考えます。
- 通学:REOの教室で一対一で学び、安心できる第三者との接点や外出の機会をつくりたい場合。
- 訪問:外出が難しい時期に、安心できる自宅にて関係づくりや学習を始めたい場合。
- オンライン:通学の負担を減らし、集団や同世代と関わるストレスも減らして、リラックスして自宅で進めたい場合。
- 組み合わせ・変更:状態に応じて、学びの形や日数・時間数も柔軟に変更できます。
大切なのは、生徒本人がまずは安心できる環境で関われること、ストレスやプレッシャーを軽減しながら学習を続けられること、そして気持ちの回復や状態の変化とともに、少しずつ自分に合った学び方を身につけていくことです。それによって、高校卒業と卒業後に自分らしく進んでいけるようなサポートを、REO高等部では心がけています。
REO高等部で考える主な内容
- 単位取得の見通し:レポート、スクーリング、試験の時期を整理し、生徒任せにせず、何をいつどのように進めるかを確認します。
- レポート学習:生徒の状態に合わせて、レポートのやり方や学習指導、提出のチェックなどを定期的に進めます。
- 中学校内容からの学び直し:数学や英語など、中学校や小学校からの学び直しも丁寧に指導して、自信回復を図ります。
- 大学・専門学校等への準備:進路面談を実施しながら、適正チェックや学校選びを一緒に進めて、生徒に合った受験対策を行います。
- 人との関係づくり:学習だけでなく、他愛のない会話や活動を通して、第三者と自分らしく関わることができる状態を目指します。
- 保護者様の安心:様子が気になったり、将来が不安になるときにも、定期報告で進捗や方針を共有しますのでご安心いただけます。
高校卒業だけでなく、「卒業後にどう過ごすか」まで考える
通信制高校では、通学や集団参加の負担を調整できる一方、自宅で過ごす時間が長くなることがあります。ご自宅でストレスを抱える場合などは、どうしても不安やプレッシャーが強くなることもあります。そのような状態では、単位は取れていても、卒業後の将来への心配から気持ちが不安定になることもあります。
REO高等部では、卒業証書を得ることだけをゴールにせず、卒業後に本人が少しでも元気な状態で次へ進めることを目標にしています。大学や専門学校へ進む場合も、すぐに進学しない場合も、本人の興味・関心、第三者との関わり方、学習の状態、親子関係などを見ながら、気持ちの回復を優先して、卒業後まで一緒に考えていきます。
REO高等部が合いやすいご家庭
- 通信制高校のレポートや期限を、本人やご家庭だけで管理するのが難しそう。
- 大人数の授業や集団一斉授業より、マンツーマンで安心できる関係から学びたい。
- 中学校内容の遅れがあり、高校の単位学習と並行して学び直したい。
- 家庭以外に信頼して相談できる第三者との接点をつくりたい、卒業後のことも相談したい。
- カリキュラムに合わせるよりも、本人の状態にあったサポートをして欲しい。
- 本人だけでなく、保護者様も相談できる場所が必要。
REO高等部をすぐに利用しなくてもよい場合
通信制高校の担任や学習サポートだけで、本人がレポート・スクーリング・進路を管理できる場合は、別のサポートを追加しなくてもよいことがあります。
また、すでに本人に合う学校と相談先があり、保護者様も不安なく進められている場合は、REO高等部を選ぶ必要はありません。必要性を判断するために、学校側へ「提出できなくなった時に何をしてくれるか」「個別の学び直しはどこまで可能か」を確認してください。
中3サポートプランとの違い
| 項目 | 中3サポートプラン | REO高等部 |
|---|---|---|
| 主な時期 | 高校がまだ決まっていない中学3年生の段階。 | 通信制高校で学ぶ高校段階。 |
| 主な目的 | 全日制・定時制・通信制高校、高卒認定等の選択肢を一緒に整理し、必要な準備を進める。 | 通信制高校の単位取得と高校卒業、その先の進路を完全個別で進める。 |
| 学習 | 学び直し、受験対策、入学後に備えた準備。 | レポート学習、中学内容の学び直し、大学・専門学校等の受験対策。 |
| 本人が動けない時 | 保護者様だけで情報整理から始められます。 | 入学前の相談は保護者様だけでも可能。生徒の状態に合わせて、接点を段階的につくります。 |
REOが大切にしている考え方
REOの合言葉は「不登校でもイイじゃん」です。これは、何もしなくてよいという意味ではなく、不登校だからといって悲観しすぎる必要はないということです。適切な環境、適切なサポート、また正しい情報によって、将来の可能性は十分に広がります。
20年以上、不登校の子どもたちとご家庭に関わる中で、回復や前進の道のりは、ひとりひとり違うという実感があります。REO高等部でも、特定の決められた計画に当てはめるのではなく、生徒ひとりひとりについて、適切な関わり方を考えていきます。
まとめ|REOのサポートも「合うかどうか」
REO高等部は、完全個別体制で、学習や卒業単位の取得、人との関わりや気持ちの回復を進めて、通信制高校の高校卒業と卒業後のさらなる成長を目指す、通信制サポート校です。
サポートが必要かは、ご家庭ごとに違います。入学後の3年間を具体的に想像し、サポート体制が「本人に合うかもしれない」思われましたら、ご検討ください。
制度・内容の確認に使用した主な参考情報
入試制度、募集日程、学費、各種制度は年度・地域・学校によって異なります。最終的には志望校や公的機関の最新情報をご確認ください。
